【無料あり】画像・PDF文字起こし(OCR)アプリおすすめ7選

2023年8月16日

【無料あり】画像・PDF文字起こし(OCR)アプリおすすめ7選 | AI文字おこしサービス - 文字起こしさん
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画像やPDFの文章をいちいちテキストに文字起こしする作業が面倒くさい・・・。

一度でもやったことがある人なら、誰もが強く実感しているのではないでしょうか。

ペーパーレス化が叫ばれて久しい昨今。パソコン作業が基本となった現代では、デジタル化されていない紙の書類は管理も活用もしづらいのが難点です。

そこで、画像ファイルやPDFの文章をテキストデータに文字起こしする作業が必要となるわけです。

しかし、少しの量なら手打ちで文字起こしもできなくはありませんが、文章量が多かったり画像が何枚もあったりすると、とてもではありませんが人力で作業するのは不可能ですよね。

「画像内の文章を自動で読み取ってテキストデータに変換してくれるアプリはないものか・・・」

そんな都合の良いアプリが・・・もちろんあります。

今回は、そんな自動文字認識(OCR)機能を搭載した画像・PDF文字起こしアプリの中でもタイプ別におすすめのものを厳選してご紹介。

具体的に画像やPDFをテキスト化する手順や、画像文字起こしアプリをさらに広く活用するテクニックなども解説していますので、この記事を読めば余計な作業に時間を取られることがなくなるだけでなく、いまよりもっと仕事の効率がアップするはず。ぜひ最後までご覧ください。

【おすすめ】画像・PDF文字起こし(OCR)アプリ7選【無料/有料】

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Googleドキュメント(無料)

google docs

普段からGoogleのサービスを利用している人は、最も手軽なこちらがおすすめです。

使い方は、文字起こししたいファイルをアプリで開くだけ。自動的に文章を読み取りテキスト変換したものが元の画像と並べて表示される仕組みになっています。

200以上の言語に対応しているのは、さすがGoogleといったところでしょうか。精度も無料ツールにしてはそこそこ高い印象です。

ただし、アップロードできるファイルサイズは2MBまでなので、もっと大きなファイルを文字起こししたい場合は他のアプリを使うようにしましょう。

Google ドキュメント

Evernote(無料)

evernote

Evernoteユーザーでも意外に知らないのがこちらのOCR機能。

実は、Evernoteにアップロードした画像やPDFデータは内部で自動的にOCR処理がされており、画像内の文字をテキスト検索することが可能になっています。

ただし、テキストデータだけを取り出すといったことはできない(※)ので、スキャンした書類のデータベース代わりに活用するのがおすすめですね。

※厳密には多少手間をかければテキスト抽出も不可能ではありません。

Evernote

LINE 文字認識:OCR(無料)

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スマホで手軽に文字起こしをしたいなら、普段から使っているLINEに搭載されているOCR機能が便利です。

内蔵カメラで撮影した写真から文字を読み取ってテキスト化できるほか、トークに添付した画像を文字起こしできる機能もついています(パソコン版でも利用可能)。

翻訳機能もあるので、海外旅行の際などに英語のメニューや看板を気軽に読み取ってみては?

LINE

Microsoft Lens(無料)

microsoft lens

スマホやタブレットでWordやExcelを使っている人は、こちらのアプリをインストールしておくと便利です。

カメラを使ったスキャン機能ならLINEよりもこちらのほうが高機能。写真・ドキュメント・ホワイトボード・名刺などのモードが選べ、歪んだ画像も自動補正してくれます。

Officeアプリと連携して、読み取ったテキストデータをそのままWordやExcelに転送することも可能なので、手軽なスキャナー代わりに使うのがおすすめですね。

Microsoft Lens

Adobe Acrobat DC(有料)

adobe acrobat dc

高機能PDF編集ソフトであるAdobe Acrobat DCにも、当然テキスト認識(OCR)ツールがついています。

プロも使っている本格派ソフトだけあって精度もかなり高く、スキャナーと連動してスキャンしたデータを自動的にテキスト変換するようにも設定できます。

そこそこ高額なソフトなので画像の文字起こしのためだけに購入するのはあまり現実的ではありませんが、普段から仕事でAcrobatを使っている人はわざわざ別のツールを利用する必要がなくて便利ですね。

Adobe Acrobat DC

読取革命(有料)

読み取り革命

OCR(文字認識)に特化した専用ソフトがこちら。

一般的な画像・PDF編集ソフトと異なり、機能をOCRに限定しているため、その分価格が安いのが特徴。買い切りタイプなのでコスト計算がしやすいのもポイントです。

日本語の文字起こし精度は平均的ですが、ABBYY社のOCRエンジンを使った英語読み取りはかなりの認識率を誇っているもよう。

インストール型なので複数のPCで使えなかったり、スマホやブラウザから手軽に使えないのはデメリットかもしれませんが、オフラインでも使えるのは利用シーンによっては大きなメリットと言えますね。

読取革命Ver.16

文字起こしさん(無料/有料)

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ファイルをアップロードするだけで自動的に文字起こししてくれるAIツールがこちら。

オンラインサービスなので、端末(パソコン/スマホ)やOSを問わずどこでも利用できるのが大きなメリットです。

画像やPDFだけでなく、音声データや動画ファイルなどの文字起こしにも対応。辞書登録や翻訳機能なども搭載しています。

基本的にはサブスク型の有料アプリですが、月に画像10枚までなら無料で利用できるので、まずはお手持ちのファイルで試してみては?

文字起こしさん

画像やPDFを文字起こしする具体的な手順(3ステップ)

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ここからは最後に紹介した『文字起こしさん』を例に、実際に画像やPDFを文字起こし(テキスト化)する手順を解説していきます。

文字起こしさんを使った画像文字起こしすは非常に簡単です。

  1. 文字起こしさんにアクセス
  2. 画像をアップロード(もしくはその場で撮影)
  3. 文字起こしボタンをクリック

これだけ。ね、楽ちんでしょ。

それぞれの詳しいやり方について解説してきますね。

【手順1】文字起こしさんにアクセス

公式HP: 文字起こしさん

まずは文字起こしさんのサイトにアクセスします。

スマホやパソコン、タブレットなどインターネットがつながっている端末ならブラウザ経由でどこからでもアクセスできます。

【手順2】文字起こしさんに画像をアップロード(もしくはその場で撮影)

文字起こししたい画像(スクショやPDFなど)をアップロードします。

文字起こしに使用する画像はできるだけ鮮明な画像を使用するのがポイント。印刷物の場合はスキャンしておくと、より確実な文字起こしができます。

文字がぼやけていたり、劣化した画像ファイルだったり、手書き文字でも癖のある字や読みにくい筆跡は正しい文字起こしがされにくいので注意しましょう。

パソコンの場合

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パソコンから画像をアップロードする場合、アップロードの方法は2つあります。

  1. 画像を枠内にドラッグ・アンド・ドロップする
  2. ”音声・画像を選択”を押し、画像をアップロードです

※現在、複数枚アップロード非対応です。1枚ずつ文字起こししてください。

スマホ・タブレットの場合

スマホの画面の場合、どこからアップロードするのか?が選べます。

その場で撮影する場合は”カメラ”を選択。撮影してOKボタンを押すとアップロードできます。

複数枚アップロードする場合は、

  1. フォルダ内の画像を長押し
  2. チェックをつけて複数選択できるようにする
  3. 必要な画像を複数選択しアップロード

以上の手順で操作しましょう。

※その場でカメラ撮影し、複数枚アップロードすることはできません。撮影した画像がすでにフォルダ内にある状態にしてからアップロードしてください。

【手順3】文字起こしボタンをクリック

画像の選択が終わったら、文字起こしボタンをクリック。

画像解析が始まり、数秒〜数分で文字起こしがされます。

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文字起こしできた文字はテキストボックスに表示。その場で編集や、テキストファイル・字幕ファイルでの保存もできます。

一度文字起こししたデータは履歴からいつでも確認や編集が可能(※要・無料会員登録)。とても便利ですね。

画像・PDF文字起こしアプリが役立つシーン(活用術)

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有料の画像文字起こしアプリを試してみたいけれど、上手に活用できるかなぁ・・・。

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そんな心配をしている方のために、画像・PDFの文字起こしが役立つシーンの具体例をまとめてみました。

  • 紙の資料をデジタル化
  • 名刺や住所録などの情報を自動登録
  • メモやノートをパソコンやスマホに保存
  • 自炊した本をテキスト化

ざっと挙げるとこんな感じ。それぞれ詳しく解説していきますね。

紙の資料をデジタル化

最も利用されるのがこの用途ではないでしょうか。

過去に紙で作成した書類が倉庫や書棚に溜まっている人は、なるべく早くそれらをデジタルデータにすべきです

紙の書類は整理整頓も大変ですし、欲しいものを探すのも非常に困難。劣化の心配があるだけでなく、安全面でも不安もあったりします。

その点、デジタルデータなら管理も楽ちん。テキスト化してあれば検索も容易ですし、書類の重要度に応じてセキュリティを高めることもできますよ。

名刺や住所録などの情報を自動登録

整理できていない名刺がデスクや引き出しに溜まるばかりで、まったく活用できていない人はいませんか?

交換した名刺の数を誇っているだけでは意味がありません。適切なシーンでそれらを正しく活用できるように、しっかりデジタル化して自分なりのデータベースを作っておきましょう。

最近は、スマホアプリなどでもカメラで読み込んだ名刺データから自動的に名前や会社名、役職などを読み取って管理アプリに落とし込んでくれるツールなどもありますので、ぜひ一度試してみてください。

メモやノートをパソコンやスマホに保存

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素早くメモを取ったり考えを整理する際は、やっぱり紙のメモやノートのほうがやりやすい。

そんな方も未だに多いはず。ならばそれらの紙データは後でまとめてデジタル化して、パソコンやスマホにもバックアップ保存しておきましょう。

写真に撮って画像のまま保存しておくだけでもいいですが、メモの内容を文字起こししておけば、前述した紙の書類と同様、容易にテキスト検索できるようになってさらに便利ですよ。

自炊した本をテキスト化

最近では電子書籍バージョンも用意された本が増えてきましたが、まだまだ紙の本しかないものも数多く存在します。

そういった紙の本をスキャンして自分で電子書籍を作成する作業を「自炊」と言います。レンタルショップなどで裁断機とスキャナーを組み合わせた「自炊セット」なども提供されていますね。

せっかくの本を裁断するのがもったいないという方は、本を開いた状態で読み取れるカメラタイプのドキュメントスキャナーもありますので、試してみてはいかが?

※自炊データはあくまで個人利用に留め、第三者に渡したり公開しないようくれぐれもご注意を。

まとめ

今回は、画像やPDFを文字起こしできるアプリや具体的な使い方について解説しました。

デジタル化が加速的に進む現代では、画像やPDFを文字起こしするニーズが日を追うごとに増えています。

最初にも書きましたが、1枚や2枚ならまだなんとかなる量でも、10枚や20枚になってくると手作業でデータ入力するのは非常に手間がかかるもの。毎日さまざまな仕事に追われる身としては、できる限り無駄な作業はやりたくありませんよね。

「自分で文字起こしをする時間がない・・・」という人は、クラウドソーシングサイトや文字起こしの専門業者に依頼するという方法もありますが、どちらもそれなりの費用がかかってしまいます。

音声文字起こしの外注相場はいくら?【安く依頼するコツも解説】|文字起こしさん

コストと手間のバランスを重視するなら、今回紹介したような文字起こしアプリも積極的に活用しながら、目的に合わせて使い分けていくのが賢いやり方と言えますね。

文字起こしサービス(AIアプリ・個人・業者)比較まとめ【3種7選】|文字起こしさん

文字起こしは今やAIやアプリにだって任せられる時代。

こういう単純作業こそ便利ツールに任せて、あなたの時間をどんどん開放していきましょう!

 

 

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『文字起こしさん』は初期費用ゼロ&月額1,000円から利用できる(※無料版あり)オンライン文字起こしツールです。

  • 音声・動画・画像など20以上のファイル形式に対応
  • パソコン・スマホどちらからも利用可能
  • 日本語・英語・中国語をはじめ約30言語に対応
  • 医療・IT・介護などの専門用語にも対応
  • カスタマイズ辞書機能あり

利用方法はサイトから音声ファイルをアップロードするだけ。数秒〜数十分であっという間に文字起こしテキストが手に入ります。
10分までの文字起こしなら無料で利用できますので、まずは一度お試しください。

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