英語の文字起こしができるアプリ・ソフトおすすめ7選【音声/動画】
2021年9月23日


ネイティブでもないのに、英語音声の文字起こしなんて無理・・・。
Web会議ツールやチャットアプリなどの普及により、ビジネスで海外の人と英語で会話するケースも増えてきました。
日常英会話くらいならそこそこできる人でも、仕事のやり取りとなると聞き漏らしや聞き間違いがないかちょっと心配ですよね。
万が一のためにやり取りを音声データとして保存しておき、後から聞き直している、なんて人も中にはいるはず。

今回は、そんなときに役立つ英語対応の文字起こしアプリ・サービスを紹介します。
※音声認識エンジンにGoogleやIBMなどを採用しているツールなら、大抵は英語の文字起こしにも対応していますが、その中でも英語ならではの便利な機能や他にない特徴を持ったアプリ・サービスを中心にまとめています。
文字起こしツールを英語学習に使うテクニックも解説していますので、普段あまり仕事や生活で英語に接する機会がない人も、この記事を読めば英語文字起こしツールの新たな魅力に気づき、便利に活用できるようになるはず。ぜひ最後までご覧ください。
おすすめの英語文字起こしアプリ・サービス7選
文字起こしさん
Googleの音声認識エンジンを使っているため、英語以外にも数多くの言語に対応しているAI文字起こしサービスがこちら。
日本語の文字起こしにはそれに特化した専用AI(AmiVoice)を使い分けられるため、英語も日本語も使う機会が多いビジネスマンなどにもぴったり。
音声ファイル以外に動画データや画像・PDFからもテキストを抽出できるので、多種多様な利用機会がある方に特におすすめですね。
Otter
英語に特化した文字起こしツールがこちら。
話者識別機能があるので、会議やインタビューの文字起こしに最適。キーワード検索や音声+テキストの自動同期再生などがあるので、英語学習(復習)ツールとしても活用できちゃいます。
毎月600分までは無料で利用できる(※音声ファイルインポートは非対応)ので、その精度の高さを一度は試してみるのがおすすめです。
Notta
英語を含め104の言語に対応した音声テキスト化ツールがこちら。
リアルタイムで録音・文字起こししながら、気になったところを任意にマーキングできるのが大きな特徴。マークした箇所は頭出しが可能なので、聞き逃した場所のチェックに役立ちます。
専用のスマホマイク(Langogo Mini)も別売りで用意されているので、ICレコーダー代わりにすると便利そうですね。
Group Transcribe
今年3月に公開されたばかりのMicrosoft製iOSアプリがこちら。
アプリをインストールした参加者が共有セッションを開始することで、それぞれの発言をまとめて文字起こししてくれる仕組み。自分で設定した優先言語に自動翻訳してくれる機能も付いているので、簡易的な通訳代わりにもなりそうです。
1人用のセッションを作成すれば、個人的な音声メモツールとしても使用可能なので、意外に活用の幅は広そうですね。
Transcribe in Word
去年からWeb版Wordに搭載されたトランスクリプト(文字起こし)機能がこちら。
単なるおまけ機能ではなく、リアルタイムの文字起こしとファイルアップロードによるテキスト化のどちらにもしっかり対応しています。
元がWordなので、そのままテキスト編集をスムーズに行えるのがポイントですね。
録音を文字起こしする - Microsoft Support
Chrome ライブキャプション
Google Chromeに自動字幕起こし機能が付いているのを知っていましたか?
設定 → 詳細設定 → ユーザー補助機能 → 自動字幕起こし:オン
こうすればブラウザで再生した音声や動画に自動で字幕が表示されるようになります。
字幕の表示箇所を移動したり、フォントのサイズや色を変えることも可能。
現在は英語のみしか対応していませんが、普段からChromeを使っているユーザーは利用しない手はありませんね。
Chrome で自動字幕起こしを使用する - Google Chrome ヘルプ
Cripton
英文校正サービスを運営するエディテージによる英語文字起こしサイトがこちら。
人力文字起こしならではの正確かつ丁寧なサービスが大きな特徴。最低でも二段階行う聞き起こしに加え、納品前に原稿校正も行ってくれるとのこと。
英語音声のテープ起こし(日英混声含む)だけでなく、文字起こししたテキストの翻訳にも対応しているので、英語が苦手な方でも安心して利用できますね。
英語学習に文字起こしツールを活用するコツ

今は仕事で英語のやりとりをすることがほとんどないけれど、これから増えるかもしれないし・・・。
いざという時に備えて英語文字起こしツールの使い方を覚えつつ、自分の英語力もスキルアップしておきたい。
そういった方におすすめなのが、文字起こしツールを英語学習に活用するテクニックです。
- 英語動画の聞き取り
- 英語音声の聞き取り
- 発音練習(チェック)
代表的な方法は上記の3つ。それぞれ詳しく解説していきますね。
英語動画
最近では標準で英語字幕が用意されているケースも増えてきましたが、字幕がない動画でも文字起こしツールを使えば手軽に英語字幕を付けることが可能です。
- YouTubeやTEDなどの動画音声から英語字幕を抽出
- 海外のDVDなどをリージョンフリーのプレイヤーで再生し、接続したパソコンで文字起こし
- スマホのマイクで直接英語音声をテキスト化
※動画や音声データのダウンロードは私的利用でも違法になってしまうケースがあるので、字幕を抽出する際はストリーミング音声から直接文字起こしできるツールを選びましょう。
英語音声
ラジオやオーディオブックなど、耳で英語を聞くだけでなく文字起こししたテキストもあるほうがスムーズに学習が進められます。
- ダウンロードした音声データを文字起こしツールでテキスト化
- スマホのマイクで直接英語音声をテキスト化
※こちらも動画と同様、ダウンロードは勝手に別アプリで行ったりせず、純正アプリが正式対応している場合(audiobook.jpなど)のみ行うようにしましょう。
発音練習
文字起こしツールに自分の英語音声(発音)をテストしてもらうというやり方。
自動文字起こしツールが正確に認識できるレベルなら安心ですよね。

- 英語文章を読み上げて、文字起こしされたものと朗読元を比較
- 英会話レッスンの際に、自分の声をテキスト化しておく
後者の場合、リアルタイムでテキスト化するよりも、一旦音声データとして録音してからあらためてツールで文字起こししたほうが便利(もしくは録音と文字起こし両方同時に行う)かもしれませんね。
まとめ
今回は、英語に対応した文字起こしアプリ・サービスを紹介しました。
最後におさらいとして、記事内で紹介した英語文字起こしツールをまとめておきます。
ビジネスの場では、ちょっとした聞き違いや聞き漏らしが思わぬトラブルを引き起こす恐れがあります。
英語があまり得意でない人はもちろんのこと、それなりに英語に自信がある方も、もしものリスクを避けるためにこれらのサポートツールを積極的に活用しましょう。
記事の後半で解説したように、アイデア次第で自身の英語力アップにも非常に役立ちますので、ぜひ一度お試しあれ。
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利用方法はサイトから音声ファイルをアップロードするだけ。数秒〜数十分であっという間に文字起こしテキストが手に入ります。
10分までの文字起こしなら無料で利用できますので、まずは一度お試しください。
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