中国語に対応した文字起こしサービスおすすめ7選【注意点も解説】
2021年10月10日


英語でさえ満足いくスキルがないのに、中国語まで覚えている時間がないよ・・・。
そんなふうに思っていても、時代の変化は待ってくれません。
グローバル化が叫ばれて久しい昨今。ビジネスにおいて英語以外の言語でやりとりするシーンも多くなってきました。

特に中国語は、英語と同等かそれ以上に重要度が高まってきていますよね。
将来的にも中国語に触れる機会はますます増えていくはずです。
そんなときに強い武器となるのが、中国語の音声やPDFをテキスト化(文字起こし)してくれるサービスです。
文字起こしツールなら、テキスト化した中国語を後からじっくりと見直したり、翻訳したり、自分の中国語が正しいかチェックしたりといったことができますので、コミュニケーションで齟齬が生じる確率をぐっと減らすことが可能です。
今回は、そんな中国語対応の文字起こしサービスの中でも、特におすすめのものを厳選して紹介します。
中国語ならではの文字起こしで注意すべきポイントなども解説していますので、この記事を読めば、いまよりもずっと中国語が身近になり、仕事やプライベートで尻込みするシーンもぐっと減るはず。ぜひ最後までご覧ください。
【おすすめ】中国語対応文字起こしアプリ・サービス7選
搜狗输入法
中国大手検索エンジン・捜狗による中国語入力システム(IME)がこちら。
GboardやShimejiのように独自キーボードアプリとして使用する仕組みになっており、スマホ版のほかにもWindows版が用意されています。
※アプリ単体でも独立して起動でき、こちらでは翻訳や画像認識機能などが使えます。

音声入力の精度がGoogleのものよりも高いので、中国語に自信がない方も安心ですね。
iFlyrec
中国の音声認識AI最大手・科大訊飛(iFlytek)による音声認識アプリ。キーボードアプリあります。
なんといっても、こちらは圧倒的な精度の高さが大きな特徴。
※同社が開発するAIは、単に音声を認識するだけでなく、内容把握(読解)力まで備わっているのだとか。

日本語は非対応(Web版で翻訳可能)のようですが、英語の音声入力は可能なので複数言語が飛び交うシチュエーションなどにも良さそうですね。
Yating
こちらはTaiwan AI Labsが提供する文字起こしアプリ。
台湾の企業が開発したアプリということで、台湾独特のアクセントの中国語も比較的正確に文字起こしできるのが特徴です。
アプリ自体が日本語対応しており(※iPhone版で確認)、使いやすいのもポイント。
ブラウザでリアルタイムに字幕が付けられるChrome拡張機能や音声合成アプリなどもあるので、色々試してみるのがオススメですよ。
Notta
中国語だけでなく104の言語に対応している文字起こしアプリ。
※言語によって音声認識エンジンを使い分けているとのこと。
非常に多機能なのもこのアプリの大きな特徴。文字起こししたテキストを編集するツールも付いています。
無料だとリアルタイムの文字起こし機能(120分/月)しか使えないので、本格的に活用したい場合は課金がおすすめですね。
ObotAI Minutes
多言語でのWeb会議に便利なツールがこちら。
ブラウザで動作するので、アプリのインストールは一切不要です。
100以上の言語の自動翻訳が可能で、AIがリアルタイムに音声を文字起こししてくれます。
議事録はファイル(txt/xls)でダウンロードできるので、あとから改めて翻訳したいときにも便利ですね。
Amitt
多言語翻訳や通訳、海外調査などを手掛ける会社が提供する音声文字起こしサービスがこちら。
日本語への翻訳も同時に頼めるのがポイントで、料金も非常にお手ごろです。
※内容の正確さを重視する文字起こしは、やっぱり人力が安心ですよね。
一般的な文字起こし業者よりも、こういった翻訳などを専門にしている会社のほうが、外国語の文字起こしには向いていますよ。
文字起こしさん
ブラウザから手軽に利用できるAI文字起こしツールがこちら。
音声認識エンジンには、GoogleとAmiVoiceを使用。最近はGoogleのAIも驚くほど精度が向上してきているので、一般的な用途ならそこそこ正確に文字起こししてくれます。
音声だけでなく動画や画像・PDFなども文字起こし(テキスト化)が可能なのも大きな特徴。使い方もブラウザからファイルをアップロードするだけと非常に簡単です。
利用料金もリーズナブルかつ無料で試せる範囲も広いので、こういったツールが初めての人でも導入しやすいですよ。
中国語の文字起こしをするときの注意点

中国語の音声や動画を文字起こしする際、日本語と同じようにしても思ったように上手くテキスト化できない・・・。
そんな悩みをお持ちの方のために、中国語で文字起こしをする際に押さえておくべきポイントを解説します。
- 北京語・広東語・台湾語などは別物
- 翻訳は中国語→英語のほうがいい
大きく分けて、上記の2つ。それぞれ簡単に説明していきますね。
北京語・広東語・台湾語などは別物
ひと言で中国語といっても、
- 中国:北京語
- 台湾:台湾華語/國語(+台湾語、客家語)
- 香港:広東語
ざっくり分けて、このような違いがあるのをご存知でしたか?
※台湾華語と台湾語はまったく別です。
文字も簡体字と繁体字で大きく異なります。
ツールによって得手不得手があるようなので、複数組み合わせて試してみるのがおすすめですね。
翻訳は中国語→英語のほうがいい
正直なところ、中国語→日本語の精度は現時点であまり高くありません。

※マーケットが小さい日本語は、今後もあまり重視(アップデート)されないかも・・・。
その反面、中国語→英語なら専門的な内容でもかなりの精度になりますので、翻訳での内容確認などはできれば英語で行うことをおすすめします。
英語が得意でない人も、一旦英語に翻訳してから日本語訳と比較しつつ読み込むと、間違いが減るかもしれませんよ。
まとめ
今回は、中国語に対応した文字起こしサービスについて解説しました。
最後にもう一度、記事内でおすすめしたツールをまとめておきます。
- 搜狗输入法:キーボードアプリ+α。Windows版もあり
- iFlyrec:キーボードアプリ+α。 AIの精度が特に高い
- Yating:アプリが日本語対応。Chrome拡張や音声合成ツールもあり
- Notta:104の言語に対応。編集ツールなど機能が豊富
- ObotAI Minutes:複数言語のリアルタイム文字起こし・同時翻訳が可能
- Amitt:翻訳・通訳のプロが提供する人力文字起こしサービス
- 文字起こしさん:初心者でも簡単操作。音声以外に動画・画像・PDFにも対応
これからビジネスで活躍していくうえで、中国語が扱えることは大きな武器になります。
本格的に読み書きやビジネス会話をマスターすることは難しくても、これらのツールを上手に活用すれば、今すぐにでもある程度の中国語対応が可能になるはず。
さらに、中国語学習ツールとしてこういった文字起こしツールを利用するテクニックも有効です。

日本語以外のやりとりは、正直怖い・・・。
そんなふうに躊躇していては、せっかくのビジネスチャンスをみすみす逃すことになってしまいます。
ツールの力を借りて一歩踏み出しさえすれば、あとは意外になんとかなるもの。ぜひ一度、お試しを
■ AI文字起こしサービス『文字起こしさん』
『文字起こしさん』は初期費用ゼロ&月額1,000円から利用できる(※無料版あり)オンライン文字起こしツールです。
- 音声・動画・画像など20以上のファイル形式に対応
- パソコン・スマホどちらからも利用可能
- 日本語・英語・中国語をはじめ約30言語に対応
- 医療・IT・介護などの専門用語にも対応
- カスタマイズ辞書機能あり
利用方法はサイトから音声ファイルをアップロードするだけ。数秒〜数十分であっという間に文字起こしテキストが手に入ります。
10分までの文字起こしなら無料で利用できますので、まずは一度お試しください。
Email: mojiokoshi3.com@gmail.com
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