【AI文字起こし】高精度な文字起こしをするための録音の6つのポイント
2024年2月8日
近年、AI技術の発展により、音声認識エンジンを利用した文字起こしサービスが増えています。AIを活用して、安く!効率よく!文字起こしができるようになりました。
高精度なAI文字起こしを行うためには、録音時にいくつかのテクニックを取り入れることが重要です。
この記事では、AIで文字起こしする時に最適な録音のポイントを紹介します。
AIで文字起こしする時に最適な録音の6つのポイント
- 高品質なマイク
- マイクは適切な位置
- 静かな録音環境を整える
- 話者の発声を明瞭にする
- 一人ずつ話す
- 録音テストを行う
1.高品質なマイクを使用する
音声認識エンジンの精度を向上させるためには、まずは高品質なマイクを使用しましょう。
PC内蔵やスマホ内蔵のマイクでも音声を録音することはできますが、高品質とは言えません。
高品質なマイクは、音声のクリアさを保ち、ノイズを最小限に抑えます。
これにより、AIが音声を正確に認識しやすくなります。
2.マイクは適切な位置
マイクの配置も重要です。
マイクが話者から遠すぎると、音声が小さくなり、AIで文字起こしした時に認識精度が低くなってしまいます。
逆に、マイクが話者に近すぎると、音声が飽和し、AIで文字起こしした時に認識精度に悪影響を与えます。
適切な距離を保ち、マイクの向きも正確に調整しましょう。
3.静かな録音環境を整える
静かな録音環境を整えることで、ノイズを減らし、AIで文字起こしした時に音声認識の精度を向上させます。
だからといって四角い、狭い会議室を使うと、お風呂場のように声が反響します。その環境で録音すると、録音音声はエコーやハウリングだらけでとても聞き取れるような音声ではなくなります。
また、エアコンやファンなどの音もノイズになります。マイクから遠ざけるようにしましょう。
また、部屋に吸音材を設置することで、録音環境をさらに改善できます。
4.話者の発声を明瞭にする
ゆっくりとはっきりと発声することで、AIが音声を認識しやすくなります。
話者は、ニュースキャスターのようにゆっくりとはっきりと発声し、標準語で話すことでよりよい文字起こしができるようになります。
5.一人ずつ話す
複数の話者が同時に話すと、音声認識エンジンが正確に認識しづらくなります。
AIで文字起こしをしようと考えている場合、一人ずつ発言することを心掛けましょう。
6.録音テストを行う
何でもぶっつけ本番ですると失敗することがあります。
録音でも同じです。録音を始める前に、必ずテスト録音を行いましょう。
テスト録音を行うことで、音量や音質を確認し、問題があれば調整できます。
これにより、本番の録音でエラーが発生するリスクを減らすことができます。
実際に文字起こしが難しい音声の例
日本語の場合の例です。
こういうノイズの具合やマイクの入り方などの雰囲気が、音声がAI文字起こしが難しいということの参考になれば幸いです。
※例としてあげましたが、配信者や動画の内容などと当サービス関連はありません。
AI文字起こしが不得意な音声ファイル
- 音声が小さい、マイクが遠く聞き取りづらいもの
- ノイズが激しく音声がかき消されているもの
- 室内の反響音で音声がぼやけているもの
- 歌の歌詞など音楽が入ったもの
- 音声がないもの
- 方言がきついもの
- 人が聞いて声が聞こえづらいもの
関連記事>>文字起こしさんで文字起こしがうまくいかない音声ファイル【実例を紹介】
AI文字起こしが不得意な音声ファイルをエラー報告しても非承認となり、時間数の返還などはできません。
特に、エラー報告で多いのがファイルの中身に問題があるものです。
ファイルの中に声が収録されていない(ノイズが続く時間がある、無音である)
音声ファイルの中身を確認せずに、アップロードすると、
収録に失敗していて「録音にしっぱいして無音」「録音途中でマイクが切れていて途中がノイズしか聞こえず、音声が入っていない」ということがあります。
上の画像はノイズしか聞こえないようなファイルをアップロードし、文字起こしをした結果です。
文字起こしさんはAIで文字起こしをしています。AIはノイズ部分であってもできる限り文字起こしをしようと努力します。
「あああああああ」「んんんんんん」など、よくわからない文字起こし結果になった場合は、ファイルの中身を確認してください。
上記のようなファイルを文字起こしし、時間数を消費しても、時間数を返還することはできません。
AIで文字起こしがうまくできなかった時は
AI(音声認識エンジン)で高精度な文字起こしをするには、適切な録音テクニックが欠かせません。
今回紹介したポイントを抑えて、ぜひAIの技術を活用して効率的な文字起こしをしてください。
でも、AI文字起こしでは文字起こしがうまくいかない音声ファイルはやっぱり、人による文字起こしを依頼するほうが確実です。
でも、人に文字起こしを依頼すると高いんじゃないの?
と気になったらこちらの記事もどうぞ。
関連記事>>音声文字起こしの外注相場はいくら?【安く依頼するコツも解説】
AI文字起こしにも得意、不得意があります。
AI文字起こしが得意な音声ファイルは「AI文字起こし」で。
不得意な音声ファイルは
AIによる文字起こしで文字起こしを試す
→だめだったら「人による文字起こし」で文字起こし
がオススメです。
AI文字起こしはコストが安いので、AI文字起こしが不得意そうな音声ファイルでも、「ダメでももともと。できればラッキー」くらいのつもりで試してみるとうまく文字起こしできることもあります。
AI文字起こしの文字起こしさんは冒頭1分を無料で文字起こしすることができます。文字起こしの精度を確認することができます。一度試してみてくださいね。
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