文字起こしサービス(AIアプリ・個人・業者)比較まとめ【3種7選】
2024年9月18日
文字起こしサービスを利用してみたいけれど、アプリや専門業者などいろいろあってどれを選んだらいいかわからない・・・。
そんなふうに悩んでいませんか?
ひとことで「文字起こしサービス」と言っても、AIを活用したクラウドサービス、スマホやPCで使えるAI文字起こしアプリ、プロのライターがキーボードで打ち込む文字起こし業者、最近ではクラウドソーシングサイトを利用して個人で文字起こしを請け負っているフリーランサーなど、さまざまなタイプがあります。
しかも、ツールや専門業者の中でもさらにたくさんのサービスがあるため、それぞれの違いがよくわからず、一つに絞り込めなくて頭を悩ませている方は多いはず。
私も、よくわからないまま目についた業者に頼んでしまったばかりに、後からもっと安く質の高いサービスを見つけて後悔した・・・なんて経験があります。
そこで今回は、AIアプリ・個人・専門業者それぞれのおすすめ文字起こしサービスをまとめつつ、目的に合わせた最適なサービスの選び方についても解説します。
本来の目的にミスマッチなサービスを選択してしまうと、満足いく結果が得られず、時間もお金も無駄になってしまいます。ぜひこの記事を読み、ぴったりの文字起こしサービスを探してみてくださいね。
文字起こしはAI文字起こしサービスがおすすめ
まず、結論から書きます。
文字起こしはAI文字起こしサービスがおすすめです。
文字起こしサービスの種類
文字起こしサービスには
- AI文字起こしウェブサービス
- スマホ用のAI文字起こしアプリ
- PCインストール型の文字起こしアプリ
- 専門業者のライターによる文字起こし
- クラウドソーシングによる文字起こし
という種類があります。
※それぞれについて詳しい特徴は記事の後半で比較・紹介するのでぜひご覧ください!
この3つを比較したときおすすめなのは「AI文字起こしサービス」です。
いまから文字起こしサービスを選ぶならAI文字起こしサービス
これから文字起こしサービスを新たに利用するなら、ぜひおすすめなのが「AI文字起こしサービス」です。
AI文字起こしサービスとは、AIを使って、音声ファイルや動画ファイルの内容を文章に書き起こすサービスのことです。
会議の議事録やインタビュー、作業現場での記録、採用面接など、幅広い分野で使われています。
最近、急激に発展したAIですが、音声をテキストに変換する文字起こしという分野でもAI音声認識の性能が飛躍的に向上しています。
むしろ音声認識はAIと相性が良い分野で、専門用語や固有名詞が含まれている難しい内容や、日本の文字起こしサービスでは対応が難しかった外国語など難しい内容でもスムーズに文字起こしできるくらいに進歩しています。
変換にかかる時間もとても短く、変換速度が速いAIなら長い音声でも10分程度で文字起こしが完了します。
もちろん、コンピューターが文字起こしするため、専門のライターに頼むのと比較して価格もずっと安いです。
精度が高く、かかる時間が短く、値段が安い。
これから文字起こしサービスを使うならAIを使った文字起こしサービスがおすすめです。
おすすめの文字起こしサービス比較 AI文字起こしウェブサービス編
それでは、どんな文字起こしサービスがおすすめなのか比較していきましょう。
まずはAI文字起こしサービスから紹介します。
1.文字起こしさん
これから文字起こしサービスを利用する方におすすめなのが『文字起こしさん』です。
『文字起こしさん』は個人から企業まで幅広いユーザーが利用しやすいAI文字起こしサービスで、精度が高く短い時間で処理できる業界最高水準の音声認識AIが特徴です。
トップページからファイルをアップロードするだけの簡単操作なので、文字起こしサービスを使うのが初めての方でもすぐに使えます。
使えるAIはなんと2種類!
- PerfectVoice:長い音声ファイルでも10分程度で文字起こし、100言語の多言語対応
- AmiVoice:話者分離機能(話した人ごとに文字起こし)、音声ファイルと同じくらいの時間で文字起こし
という特徴があります。
医療・ITなど専門分野の語彙が多数登録されており、専門用語や固有名詞の多い音声ファイルでも精度高く文字起こしできます。
他サービスと比較すると、複数の文字起こしエンジンを使える他サービスは任意にAIエンジンを選べないのに対して、『文字起こしさん』は使いたいAIエンジンを自由に選べるのもポイントです。
セキュリティチェックシートへの記入に対応など、企業での業務利用に必要なセキュリティ面の対応もOKです(詳しくはこちら)。
音声・画像・動画・PDFと、対応するファイル形式が非常に豊富なのも使い勝手がいいですね。
利用データのボリュームによって複数の料金プランが用意されているのもポイント。
初期費用ゼロのサブスクリプション制なので、月ごとに最適なプランが選べます。
1分までの音声なら無料なので、最初に選ぶツールとしてもぴったりです。
文字起こしサービスで迷っていたら、まずは『文字起こしさん』を試してみましょう。
2.スマート書記
スマート書記は、音声×AIで議事録作成を効率化するためのAI文字起こしサービスです。
文字起こしデータを細かく編集したいなら、こちらのオンライン文字起こしサービスもおすすめです。
リアルタイム音声文字起こしとファイルインポートの両方に対応しているのに加え、エディタ(テキスト編集ツール)が使いやすいことが大きな特徴です。
複数人での共同編集にも対応していて、リアルタイムで会議の議事録を文字起こしするところから最終的に保存する内容に編集するところまでシームレスに作業可能です。
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価)取得しているので、安全性も申し分ありません。
大手企業で導入されているというのも頷けます。
料金は10,000円から。
トライアル期間は14日間で、その間は無料で試すことができます。
3.Otter
Otterは英語をリアルタイムにテキスト化することに特化したAI文字起こしサービスです。
話者識別機能も搭載されているため、英語でのレポートや議事録をまとめる時間を一気に短縮することができます。
AIによる英語の音声認識はとくに技術の進歩が速いですが、海外のAI文字起こしサービスは使用ハードルが高いことも多いです。
その点、Otterは日本語対応もしっかり行われているため、他の海外サービスと比較して戸惑う可能性は少ないです。
マルチデバイス対応で、PCとスマホから同時に文字起こし結果を確認することもできます。
使用には登録・ログインが必要で、無料プランもあります。
英語だけ文字起こししたい場合におすすめのAI文字起こしサービスです。
4.RIMO Voice
RIMO Voiceは日本語に特化したAI文字起こしサービスです。
インタビューなどの文章執筆、商談や営業の内容メモ、イベントでの講演など、さまざまな場面の音声の文字起こしに対応しています。
また、AI文字起こしだけでなくAIによる要約機能も搭載。
議事録などビジネス用途の内容をスムーズに最終的な形にまとめることができます。
文字起こし可能なファイル形式は音声と動画にひととおり対応しています。
料金プランは個人用プラン(時間課金)と法人用プラン(月額課金)があり、個人用プランには無料トライアルも用意されています。
5.AutoMemo
AutoMemoはICレコーダーとクラウド文字起こしサービスがセットになったAI文字起こしサービスです。
文字起こしのために必要な操作は録音ボタンを押すだけ。
保存されたファイルはクラウド上でAIによって変換され、専用アプリで音声とテキストを確認できます(メール送信も可能)。
オーディオケーブルでパソコンと繋げばWeb会議の録音・テキスト化も可能です。
文字起こしAIはOpen AI社のWhisperを採用しています。
運営元はソースネクストで、個人向けプランと法人向けプランがあります。
AIボイスレコーダーは19,800円の「AutoMemo S」と13,860円の「AutoMemo R」の2種類があり、ボイスレコーダーを購入すると個人向けプランには1時間の無料枠がついてきます。
6.YOMEL
YOMELは議事録の作成のためのAI文字起こしサービスです。
会議参加者の発言をAI文字起こしで自動でテキスト化するのが主な機能で、手作業で打ち込むのと比較してずっと短い時間で議事録を完成させることが可能です。
さまざまなウェブ会議ツールに対応しているのもポイント。
ZOOM、Google Meet、Microsoft Teamsと、メジャーなツールに対応しているので導入するときに心配はいりません。
もちろん対面の会議の文字起こしにも使えます。
使用は月額課金制で、ビジネス用途での法人利用を想定した価格設定になっています。
2週間のトライアル期間もあり、10時間までの文字起こしを無料で使用可能です。
7.Ai PLANET-Voice Convert
Ai PLANET-Voice Convertは、IBMが開発したWatsonというAI文字起こしエンジンを採用していることが特徴の文字起こしサービスです。
IBMのWastonを採用している文字起こしサービスは数が少なく貴重な存在ですが、GoogleやMicrosoftなどほかの大企業が開発した音声認識AIのように、高い精度で文字起こしをすることができます。
機能はリアルタイム文字起こしと、ファイルをアップロードしての文字起こしに対応しています。
※対応ファイルは音声ファイルはmp3、動画ファイルはmp4のみです。
法人利用のさまざまな形態に対応していて、専用クラウドやオンプレミスでの導入もできるのでセキュリティ面の制約が厳しい場合も対応できる可能性がありそうです。
簡単・早期に利用可能な低価格ASPメニュー(サブスク制)も用意されているため、導入費用を抑えたい場面にも対応しています。
他のサービスと比較した場合、ビジネス用途が前提という印象が強いですが、会社としてAI文字起こしを導入するときは検討したいサービスのひとつです。
8.AI文字起こし
「AI文字起こし」はその名の通り、さまざまな音声・動画データを文字起こしするためのサービスです。
ミーティングのメモ、インタビュー内容の文字起こし、動画制作の字幕起こしなど、AI文字起こしサービスの主な用途にオールマイティに使用可能です。
対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語の9言語。
会員登録は不要、使用方法はファイルをアップロードするだけです。
運営元はライターによる文字起こしで有名な東京反訳で、Google・Azure・AmiVoiceの3種類のAI文字起こしエンジンを使えます。
9.Sloos
Sloosは発言者ごとの文字起こしに強いAI文字起こしサービスです。
話者分離機能が充実していて、1台のマイクで認識した音声でも話している人ごとに文字起こしが可能です。
ZOOMやMicrosoft Teamsといったウェブ会議システムとの連携にも対応しています。
10.One Minutes
One Minutesはリアルタイム文字起こし対応のAI文字起こしサービス。
ほかのAI文字起こしサービスにはない特徴が、リアルタイムで多言語に翻訳する機能があることです。
10以上の言語をリアルタイムに文字起こし・翻訳可能なため、海外との多言語ミーティングで役立ちます。
文字起こしされた内容はその場で修正・編集も可能です。
料金は個人向けプランと法人向けプランがあり、個人プランは毎月3時間、法人プランは毎月10時間~無制限まで(契約により異なる)使用することができます。
他サービスと比較して外国語対応に強みがあることから、さまざまな言語を使うお仕事の方におすすめのサービスです。
11.Notta
Nottaは音声ファイルや動画ファイルをアップロードして文字起こしすることができるAI文字起こしサービスです。
Chrome拡張機能も用意されていて、ウェブページの音声を文字起こしすることもできます。
またリアルタイム文字起こしも可能です。
辞書登録(有料プランが必要)や多言語翻訳など、そのほかにも一通りの機能が揃っています。
料金には個人向けプランと法人向けプランがあります。
法人向けプランは1つのワークスペースで共同で文字起こしを行いたい小規模法人を想定しています。
12.ユーザーローカル音声議事録システム
ユーザーローカル音声議事録システムは、会議中の音声を文字起こしすることができるシンプルなAI文字起こしサービスです。
専用のURLを発行・共有することで複数人で文字起こし機能を利用することができます。
会議の議事録だけピンポイントに使いたい場合におすすめのサービスです。
13.Texter
Texterはウェブ会議の文字起こしのためのAI文字起こしサービスです。
ログインして「議事録開始」ボタンをクリックすると文字起こしが始まるという簡単操作なので、迷うことなくスムーズにウェブ会議の文字起こしを行うことができます。
リアルタイムの文字起こしだけでなく、音声ファイルや画像・PDF、動画をインポートしてテキスト化することも可能です。
料金は月額30,000円です。
※以前は無料プランについての記載がありましたが、現在は記載がなくなっています。
おすすめの文字起こしサービス比較 スマホ用のAI文字起こしアプリ編
次に、iPhoneやAndroidスマホで使えるAI文字起こしアプリについて簡単に紹介します。
14.Group Transcribe
Group TranscribeはMicrosoftが提供しているiPhone用のAI文字起こしサービスです。
iPhoneにアプリをインストールして使用します。
ウェブ会議+AI文字起こしの機能が搭載されたアプリで、使用には会議参加者全員がインストールする必要があります。
充実しているのが話者分離機能。
全員がアプリをインストールしている特徴を活かして、話している人ごとに文字起こしして議事録を取ることが可能です。
15.Speechy Lite
Speechy LiteはiPhone用の音声入力アプリです。
搭載されている「音声ファイルのインポート」機能を使うことで、iPhoneに保存された音声ファイルを文字起こしすることが可能です。
使い方は、標準のボイスメモで録音した音声を「共有」からSpeechy Liteで開くだけ。
間違った漢字を自動修正してくれる機能もついています。
16.Speechnotes
SpeechnotesはAndroid用の文字起こしアプリです。
アプリ版はリアルタイム文字起こしのみですが、ブラウザ版では音声ファイルのテキスト化にも対応(有料)しています。
句読点などの記号をボイスコマンドや独自キーボードで挿入する機能があり、音声認識に誤りがあった場合も、その場合でキーボードを使って修正ができます。
おすすめの文字起こしサービス比較 PCインストール型の文字起こしアプリ編
以前と比べると数は少なくなりましたが、PCにインストールして使う文字起こしアプリもまだ入手できます。
買い切り型のライセンスの製品もあるので、月額課金が苦手という方にもおすすめです。
17.Voice Code
Voice Codeは、ソースネクストが提供しているPCインストール型のAI文字起こしアプリです。
Windows PC用のアプリで、マイクから喋った声を文字起こしする音声入力機能が搭載されています。
録音された音声の文字起こしを行うには外部で音声を再生して、マイクなどからアプリに音声を認識させる必要がありますが、「仮想オーディオデバイス」などPC内部で鳴っている音をアプリに認識させるツールを使うことで、より高い精度の文字起こしに使うことも可能です。
18.Voice Rep Pro 3
Voice Rep Pro 3はGoogleのAI音声認識エンジンを使用したPCインストール型のAI文字起こしアプリです。
Windows専用で、使用にはGoogle Chromeが必要です。
特徴は、AI文字起こしアプリと文字起こしされた音声を編集するための専用エディタがセットになった、オールインワンの製品ということ。
買い切り型の製品で、1ライセンスあたり1台のPCにインストールすることができます。
おすすめの文字起こしサービス比較 専門業者のライターによる文字起こし編
ここまでAI文字起こしサービスを紹介してきましたが、AI文字起こしが広まる前に一般的だった、プロのライターの方がキーボードで文字起こしするサービスも利用できます。
どんなサービスがあるのか紹介します。
19.コエラボ
コエラボは、価格・納期・クオリティなどのバランスが良い文字起こし専門業者です。
- 800人以上の熟練ライターが在籍
- 当日・翌日仕上げも可能
- 20万分以上の大型案件も対応
- プライバシーマークを取得
という特徴があり、幅広いニーズに対応、安全面でも信頼がおける体制を整えています。
競合サービスと比べて、ライターの方による文字起こしサービスとしては比較的価格も手ごろなのもポイントです。
20.エディテージ
エディテージもプロのライターによる文字起こしサービスです。
専門ライターによる文字起こしを2005年から行っていて、医療、学術機関、マスメディア、法律事務所から一般企業まで、幅広い内容の文字起こしを手掛けてきました。
特徴は、英語をはじめとした外国語の文字起こしがメインということ。
英語はもちろん、韓国語、中国語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、イタリア語、ロシア語にも対応しています。
他のサービスと比較すると、外国語について熟知した専門家が文字起こししてくれるため、内容の間違いがないことが最大のメリット。
同じ会社が外国語の校正サービスも提供しているので、内容の厳密さが求められる場合にぜひ頼りたいサービスです。
おすすめの文字起こしサービス比較 クラウドソーシング編
最後に、文字起こしを依頼するライターを探すことのできるクラウドソーシングサイトを紹介します。
21.クラウドワークス
クラウドソーシングサイトのなかでも有名なのがクラウドワークスです。
クラウドワークスには、文字起こし(テープ起こし)の専用カテゴリがあり、登録案件数はなんと3,000件以上(※2023年12月時点)となっています。
案件を登録して広く受注者を募集する以外に、特定のワーカーを指定して仕事を依頼することも可能です。
プロフィールに文字起こしを登録しているワーカーだけでも2,000名近くいるので、実績などを見ながら最適な人が選べます。
クラウドソーシングサイトで文字起こしライターを募集するならまず最初に登録したいサイトです。
22.ランサーズ
ランサーズはクラウドワークスと並ぶ大手のクラウドソーシングサイトです。
「テープ起こし・文字起こし・書き起こし」のカテゴリがあり、15,000件近くの仕事が登録されています(※2023年12月時点)。
プロフィールに文字起こしを登録しているクラウドワーカーの数は約1,500人。
こちらも大手サイトだけあって、熟練したライターから安い価格で依頼できる新人ライターまで非常に多くのクラウドワーカーが登録しています。
クラウドワーカーの募集は、クラウドワークスとランサーズの2つに登録しておけば問題ありません。
文字起こしサービスの価格とメリット・デメリット
ここまでさまざまな文字起こしサービスを解説してきました。
ここからは文字起こしを行う方法ごとに、価格やメリット・デメリットについて比較して解説します。
最初にも紹介したように、文字起こしには
- AI文字起こしウェブサービス
- スマホ用のAI文字起こしアプリ
- PCインストール型のAI文字起こしアプリ
- 専門業者のライターによる文字起こし
- クラウドソーシングによる文字起こし
といった方法があります。
文字起こしの方法ごとにそれぞれ向き・不向きがあり、価格も大きく異なります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
AI文字起こし(ウェブサービス、スマホ、PC)
最近、AIによる自動文字起こしができるサービス・アプリが増えています。
今回紹介したサービスの中では、
ウェブサービス:
- 文字起こしさん
- スマート書記
- Otter
- RIMO Voice
- AutoMemo
- YOMEL
- Ai PLANET-Voice Convert
- AI文字起こし
- Sloos
- One Minutes
- Notta
- ユーザーローカル音声議事録システム
- Texter
スマホ用アプリ:
- Group Transcribe
- Speechy Lite
- Speechnotes
PCインストール型アプリ:
- Voice Code
- Voice Rep Pro 3
が該当します。
AIによる自動文字起こしは人を介さずに簡単に文字起こしができるので、
- 納期が迫っている
- すぐに文字起こしをしたい
- 分業で安く仕事を発注したい
- 外注とのやり取りに疲れた
という人におすすめです。
相場は2.5円〜30円/分くらいが一般的です。
AI文字起こしのメリット
なんと言っても、最大のメリットは値段の安さです。
人を介さずに文字起こしができるため、単価がかなり安いのが大きな特徴。最安値だと、1分あたり2.5円で文字起こしできます。
2時間の文字起こしでも、わずか300円です。
精度も思った以上に良いので、初めて利用した方はびっくりするはず!
数分間は無料で使用できるサイトも多いので、どのくらいの文字起こしができるのかお試しで使ってみるのがおすすめです。
AI文字起こしのデメリット
デメリットは、AIによる自動の文字起こしのため、聞いた音声がそのまま文字になってしまうこと。
具体的には、「えー」「あー」「うーん」など、特に意味を持たない言葉もそのまま文字起こしされるため、文章にすると読みづらくなる可能性があります。
また、最新AIはノイズが入っていてもしっかり人の声を聞き分けてくれますが、それでもあまりにも雑音が多いと文字起こしの精度が悪くなったり、漢字の間違いなどが発生することもあります。
AI文字起こしならウェブサービスがおすすめ
AI文字起こしを利用するなら、PCやスマホにインストールして使うアプリよりも、ブラウザから使うウェブサービスがおすすめです。
ウェブサービスなら、PCからもスマホからも、インターネットにさえつながっていればどこからでも使うことができます。
ウェブサービスとして提供されている文字起こしサービスのほうが、最新AIの新機能を頻繁に取り入れている場合が多いことも大きな理由です。
AI文字起こしなら『文字起こしさん』がおすすめ
もしAI文字起こしサービスのなかで迷ってみたら、まずは『文字起こしさん』を試すのがおすすめです。
『文字起こしさん』の最新AIは文字起こしの精度が高く、短時間で文字起こし可能です。
また、無料で実際に文字起こしを試すことができるので、どれくらいのクオリティで文字起こしされるのかチェックしてから使うことができますよ。
『文字起こしさん』で最新AI文字起こしを体験してみませんか?
専門業者のライターによる文字起こし
ネットで検索するとよく見つかるのが、専門業者のライターの方による文字起こしです。
今回紹介した中だと、
- コエラボ
- エディテージ
が該当します。
経験豊富なプロが文字起こしするため内容に安定性はありますが、費用は高くなる傾向にあります。
会社によっては、発注できる最低料金が決まっていることもあるので注意が必要です。
価格相場は108円〜800円/分くらいが目安。納品形式や納期などによって料金は大きく変わります。
専門業者のライターによる文字起こしのメリット
なんといっても安心感があります。
やり取りもスムーズで、納期はきっちり注文通りに仕上がってきます。
次に紹介するクラウドソーシングの場合と比較して、専門業者にすべてお任せすることができるので、コミュニケーションにあまり時間が取れない場合や、締切が厳密な仕事に最適です。
幅広いニーズに応えてさまざまなオプションが用意されているのも大きな特徴です。
極めて専門的な内容や、出版用の本格的な編集まで対応してくれるところもあります。
専門業者のライターによる文字起こしのデメリット
デメリットはどうしても費用が高くなってしまうことです。
例えば、2時間の文字起こしで、
- 【企業A】中6日(8営業日程度):26,400円
- 【企業B】中5日(7営業日程度):12,936円
- 【企業C】4営業日:39,800円
といった価格を提示しています。
また、事前に見積りが必要なこともあり、そのぶん余計な日数がかかってしまうこともあります。
個人に依頼する(クラウドソーシング)
クラウドソーシングサイトを使えば、仕事を受けてくれる人を誰でも簡単に探せます。
今回紹介した中だと、
- クラウドワークス
- ランサーズ
が該当します。
クラウドソーシングで依頼する場合、価格は
- 応募する内容
- 応募してきた人
によって大きく異なります。
相場も6円〜200円/分とピンキリです。
個人に依頼する(クラウドソーシング)メリット
クラウドソーシングの主なメリットは、
- キーボードでの文字起こしでも安く依頼できる
- いい人に出会えたら継続して依頼できる
この2点です。
専門業者のライターによる文字起こしは高くなりがちですが、クラウドソーシングで個人に依頼することで、それと比較して安く依頼することが可能です。
案件の内容によりますが、2時間程度の文字起こしだと5000円程度で何人も応募がきます。
駆け出しの初心者の方の場合はお試し価格などがあり、びっくりするくらい安く依頼できるようです。
もし、いい人に出会えたら継続的に仕事を依頼できるのもポイントです。
個人に依頼する(クラウドソーシング)デメリット
クラウドソーシングでは仕事をしてくれる人の質にバラつきがあるので、
- 安かろう悪かろうにするのか?
- 単価が高くてもいいから質のいい人を選ぶのか?
の二択になりがちです。
相手はクラウドソーシングサイトを仲介しているといえどあくまで個人ですので、単価が安ければ安いほど、
- 納期が守られない
- 音信不通の危険性がある
- 守秘義務をおろそかにされる
- 仕事を途中で放棄される
こういったリスクがあります。
場合によってはAI文字起こしや企業に依頼したほうが安くて早かった…というケースもあります。
【目的別】文字起こしサービスの選び方
最後に、文字起こしがよく使われるシーンごとにおすすめのサービスの選び方を紹介します。
会議の議事録を作成したい場合
とりあえず記録として保存しておきたい方や、内部で確認する目的のみのケースでは、安価で手軽に利用できる『文字起こしさん』がおすすめです。
後から議事録を細かく編集したりチームで共有したい場合は、『文字起こしさん』でAI文字起こししたあとに編集するのがおすすめです。
正式な書類として提出したり、読みやすく直して外部に公開する場合などは、AI文字起こし以外では『クラウドワークス』でアウトソーシングしたり『コエラボ』などプロのライターによる文字起こしサービスを利用するといいでしょう。
インタビューの文字起こしデータが欲しい場合
すでに録音ファイルが用意してある場合は、上記の議事録と同様の選び方でかまいません。
その場でインタビューをしながらリアルタイムで音声録音と文字起こしを行いたい場合は、『Texter』や『Speechnotes』のようなスマホアプリが使いやすいです。
ICレコーダーを新調したい場合は、セットになっている『AutoMemo』もおすすめです。
もちろん、スマホやICレコーダーで録音してから『文字起こしさん』のようなAI文字起こしサービスであとで文字起こしするのもおすすめです。
専門性の高い内容の音声データを文字起こししたい場合
特定の専門用語などが頻出する内容の音声ファイルを文字起こししたいなら、時間とお金を掛けられる場合にはさまざまな専門分野ごとにライターを用意している『コエラボ』が一番確実です。
そのほかにも、『クラウドワークス』でその分野に精通したワーカーを探すという方法もあります。
手ごろなオンラインツールには珍しく辞書機能を搭載している『文字起こしさん』もおすすめです。
まとめ
今回は、おすすめの文字起こしサービスやアプリ・サイトの選び方などを解説しました。
記事内で紹介したサービス以外にもさまざまなツールや業者があり、それぞれに特徴や得手不得手などがあります。
「記事を最後まで読んでみたけれど、まだサービスが絞り込めない…」という場合は、
- AIアプリ
- クラウドワーカー(個人)
- 専門業者
この順番で試しつつ、満足いかなかった場合に次に移るというやり方がおすすめです。
料金も下にいくに従って高くなる傾向にあるため、この方法ならAIアプリで済む案件を専門業者に頼んで無駄な費用がかさむ…といったリスクも避けられます。
少しでもコストを抑えたい方は、複数のアプリやサービスを組み合わせて利用するというテクニックもあります。※別記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
文字起こしの外注料金相場と業者の価格一覧表。自分でするのと代行業者に依頼どっちがオススメ|文字起こしさん
案ずるより産むが易し。
あれこれ悩んでいるよりも、具体的に実践してみたほうがそれぞれの違いもわかりやすいですし、どんなサービスが自分に合っているか?といったことも明確になります。
まずは無料アプリや体験版からでも構いません。
ぜひAI文字起こしサービスを使ってみませんか?
■ AI文字起こしサービス『文字起こしさん』
『文字起こしさん』は初期費用ゼロ&月額1,000円から利用できる(※無料版あり)オンライン文字起こしツールです。
- 音声・動画・画像など20以上のファイル形式に対応
- パソコン・スマホどちらからも利用可能
- 医療・IT・介護などの専門用語にも対応
- 字幕ファイルの作成や、話者分離にも対応
- 英語、中国語、日本語、韓国語、ドイツ語、フランス語、イタリア語など約100言語の文字起こしに対応
利用方法はサイトから音声ファイルをアップロードするだけ。数秒〜数十分であっという間に文字起こしテキストが手に入ります。
10分までの文字起こしなら無料で利用できますので、まずは一度お試しください。
Email: mojiokoshi3.com@gmail.com